真夏の宵の読書会🌌
第4回目になりました。
今回のDMのデザインは SF作家 伊藤計劃氏の虐殺器官とハーモニーをモチーフにして主催のサカモトさんが作られました。なんとふたパターンあります!なんか仰々しくもパンチのある感じになっておりますが…どなた様もお気軽にご参加くださいませ (笑)3枚目の画像は前回ご紹介頂いた本のタイトルです。 〝博覧強記の夕べ〟は参加者の皆さんが本を持ち寄り 紹介しあい 語り合う シンプルな読書会です。
〝小説、絵本、漫画、写真集、人文書〟… どんな本でもかまいません。
今読んでる本、紹介したい本をご持参ください。
見学も大歓迎です。
2019年 8月19日 (月)
19時~20時半
参加費無料
定員10名
古本タケシマ文庫にて
参加のご希望やお問合せは下記まで
↓📕
hakurankyokinoyube@gmail.com
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📖伊藤計劃(いとうけいかく)著 『虐殺機関』より
「地獄はここにあります。頭のなか、脳みそのなかに。大脳皮質の襞のパターンに。目の前の風景は地獄なんかじゃない。逃れられますからね。目を閉じればそれだけで消えるし、ぼくらはアメリカに帰って普通の生活に戻る。だけど、地獄からは逃れられない。だって、それはこの頭のなかにあるんですから」 『ハーモニー』より
「オトナたちは、それまで人間が分かちがたい自然の産物と思ってきた多くのものを、今や外注に出して制御してる。病気になることも、生きることも、もしかしたら考えることも。むかしは自分自身のものだった、自分自身のものでしかあり得なかった多くのものが、経済の流れの中で外にお任せになっている。なら、わたしはオトナになりたくない。このカラダはわたしのもの。わたしはわたし自身の人生を生きたいの。互いに思いやり慈しむ空気に絞め殺されるのを待つんじゃなくってね」
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